3年教室に行くと、特に「算数」が工夫されていて、面白いなと感じます。「もう一つやってみる?」「やったー!」と言って、問題を解いていくのですから、子供たちのやる気を上手に引き出しておられます。コロナ禍では、ペアやグループの接触を抑制していましたが、現在は、「学び合い」の動きになっています。「グループで話しあってみましょう」という一斉への指示ではありません。一人で考える、二人で考える、聞きに来る子、聞きにいく子、数人で考えを言い合うところもあり、学習規律が確立されたなかでの「学び方のゆるやかな自由度」が、居心地の良さと学びの主体性を生み出しています。「自分が選べる」ということは、大事ですよね。