国語での聴き方【4年】

 4年生は、中心教材「ごんぎつね」を読み進めています。今日の学習問題は、「ごんは、どんなきつねだったのだろう」。いたずらばかりしているきつね。「でも、とちゅうから、やさしいきつねになった」という発言が続きます。この4年生。仲間の話をしっかり聞くことができるので、それだけである程度、考えが深まっていきます。今日、観ていた感心したことがありました。仲間が、考えの理由となる教科書の叙述(文)を読むとき、「聴いている子は、一緒にその叙述文を指でなぞりながら」聴いているのです。「一生懸命聴きましょう」より、「指で叙述をなぞりながら聴きましょう」の方が、効果的な指示です。でも、たぶん、この子たちは先生の指示ではなく、自然に指でなぞっているようです。たいしたもんですね。