先生の指示も説明もなく授業が始まって、学習が進んでいくのは、自分の学習の「見通しがもてているから」です。これが実は難しいのです。多くは、先生が今から言う「指示を待って」います。なぜなら学習プランのほとんどを先生が考えているからです。このことは、学校が「指示待ち」を育てているといわれる一面です。学習プランの全体を公開して、各自が学習の順番、すすめ方等を自分で決めて、調整しながら進めるのが、主体的な学習であり、今回、6年生が取り組んでいる「単元内自由進度学習」です。先日、公開研究会にしたことで、富山大学教職大学院の長谷川先生にもアドバイスいただいております。富山県では、附属小学校で取り組んでおられるという情報もありました。今日も先生の指示無く、学習が進んでいきます。