校内研修の研究授業を、谷口先生が3年生の国語で行いました。教材は「まいごのかぎ」で、物語の初めと終わりの場面を読み比べ、主人公の心情がどのように変化したのかを、主人公の気持ちと行動の叙述を手がかりに考えることをねらいとしています。主人公の心情を考えるために、タブレット内の教科書の叙述を「よい気持ち」「よくない気持ち」に分けて色別に線を引きました。叙述を基に主人公の心情を考えるのに有効な手立てとなっていました。また、タブレットで主人公の心情の変化を視覚化する作業をしました。視覚化することで主人公の気持ちの変化を捉えやすくしました。タブレットを効果的に活用していて、子供たちは学習課題に集中して取り組んでいました。子供たちは一般に、叙述を基にして自分の考えを書くことを苦手としていますが、このような学習を繰り返すことで力を付けてほしいです。