魚津地区の先生方の研修として、古田先生が道徳の研究授業を行いました。教材は「良太のはんだん」、主題名は「公正、公平」で、誰に対しても分け隔てがなく自分本位の感情にとらわれず、自分自身を厳しく見つめていくことの大切さを学ぶことをねらいとしています。キックベースボールの試合で、主人公の良太が友達がベースを踏んだかどうかで言い争いとなったときに、友達の味方をしてしまうという内容の教材です。思考ツールやタブレットを効果的に使って、良太の判断が自分のためなのか友達のためなのかを考えることを通して、良太は「親友だから友達に味方をした」「友達に嫌われたくないんだ」など、子供たちは多様な意見を出し合いました。また、審判は誰のために必要かということや、良太が教えてくれた大切なことは何かを考えることで一人一人が学びを深めていきました。