6月21日(水)、入善町学校情報研究会の研究授業が3年生教室で行われました。図画工作科で40枚のアートカードを使って鑑賞の授業をしました。授業者の谷口教諭が、「あなたが一番おもしろいと思うカードはどれ? 選んだ理由を友達と伝え合いましょう」と言うと、早速、子供たちは思い思いのカードを選び、「手がいっぱいある、顔がいくつもついている」「目や鼻の位置がおもしろい」など感じたことを伝えていました。他にも「不思議だと思うのはどれ?」「こわい、暗いイメージの作品はどれ?」などと問うごとに、様々なアートカードを選んでいました。また、ピカソの絵を見て、「何が書いてあるか」「色や形は」「イメージは〇〇な感じ」「気付いたこと、感じたこと」ということを各自が、タブレットのノートに書きました。書かれたことを、グループで共有し作品に対する互いの見方を比較することで、作品のよさやおもしろさを感じ取ることができました。最後にグループごとに考えた絵の題名を発表しました。優れた美術作品を鑑賞することで、子供たちはイメージをふくらませ、感性を豊かにしていくのだと感じられる楽しい授業でした。