黒部川の現地学習【5年】

 5年生は、さわやかな秋空の下、理科の現地学習に行ってきました。理科の「川の学習」は、実際に川の流れの様子や水温を測定することで実感できることが、多くあります。入善町のバスを利用させていただき、担任の事前学習会もあって、この日を迎えています。
 身近な黒部川ですが、上流・中流・下流の様子の違いを実際に観察できたことで、川についての知識が、より深く理解できたことでしょう。子供たちは、川原のアキグミの群生が、赤い実をたくさんつけているのを見つけました。アキグミは、黒部川扇状地の代表的な植物です。洪水で荒れ地になった砂礫地に真っ先に侵入するのがカワラハハコやカワラヨモギなどと、アキグミと言われています。行く度に、私たちの近くの「黒部川」の見え方が変わっていきます。