4年生が版画を彫り進めています。いいなぁと思うのは、最近は「線掘り」等の線で簡単に彫って、カラーで刷るアート的な版画が多くなりました。短時間で、見栄えがいいものができます。本来、版画は、基本は白黒で、しっかりと40~60%を彫り込む。これが難しくて、たいへんなんです。学校は、発達段階に応じた、たいへんさを経験するところです。この白黒のバランスが面白くも、はっとする美しさに気付かせてくれます。4年生は、しっかりと彫っていますね。教務主任の授業なので、「手を前に出さない」という指示が聞こえる以外は、黙々と静けさの中で掘り続けています。いい作品になりそうですよ。